2023年10月27日金曜日

4年生:防災スクール2日目!

 防災スクール2日目は、各体験ブースに分かれての活動から始まりました。

1、2限は「ペットボトルろ過機体験」「段ボールいす作りとベッドの組み立て体験」「新聞紙を使ったもの作り体験」の3つのブースがあり、子どもたちはもの作りに励んでいました。ペットボトルろ過機体験では、某番組のようにきれいな水にならないと心配そうな子どもたちの表情が見られましたが、何度もろ過しているうちに段々ときれいになっていく水を見て、満足そうでした。どうしてもきれいにならない班は「また、リベンジしたい!」と意気込んでいました。身近なもので災害に時に役立つものが作れることを知り、子どもたちも学びを広げていました。

 3限は「毛布たんか作りと搬送体験」「ふろしきを使っての応急手当体験」「ふろしきを使って防災頭巾体験」がありました。ふろしきが防災頭巾やかばん、手当の道具になることを知り、子どもたちは、ふろしきの万能さに気付くことができました。毛布たんか作りでは、みんなで息を合わせてけが人役の仲間を搬送しました。けがをした人が心配にならないように気を配ることが大切だそうです。

 4限は「高齢者体験」をしました。腕や足におもりを付けたり、視野をぼやけさせるゴーグルを付けたりして避難所を歩いてみました。装備を付けて「全然大丈夫だよ!」と言っていた子も、足元の障害物に気付かずに蹴飛ばしてしまったり、立ち上がるときによろけてしまったりしていました。避難所には、様々な年代の方が集まります。こういった経験をすることで、いざというときに気遣いができる人に成長できると感じました。

 5限は「災害時の食事」について学びました。実際に非常食(携帯おにぎりセット)にお湯を注ぎ、作りました。お湯だと15分で出来上がり、さらにその味は美味しい!子どもたちも満足そうでした。

 これまでの活動を通して、子どもたちは壁新聞を作っています。力作ぞろいです。完成が楽しみです!